インバスケット導入事例インタビュー

導入事例インタビュー

株式会社吉野家ホールディングス 様

  • 小売業

For the People
すべては人々のために

― グループアカデミー チーフコンサルタント  杉山 英行氏

株式会社吉野家ホールディングス
1.主にご活用しているサービスはどちらですか?

現在は、インバスケット講師養成講座と、研修用教材の活用が中心です。グループ会社各社の教育研修担当者がインバスケット研修の講師となり、階層別に定型研修として運営しています。

2.貴社内でどのような活用をされていますか?

最初は、グループ会社の社長、幹部にインバスケット思考を必須スキルと認識してもらうために、鳥原代表に講義していただきました。次に、店長、エリアマネジャーの研修体系に組み込み、業務に応用できることを共有しました。その次に、グループ内のインバスケット認定講師資格者を増やし、定型研修の中に導入しました。
今は、インバスケット24か月プログラムに取り組んでいます。各研修後、弱点となっているディメンション(能力評価項目)が認識できても、それらを克服するための取り組みがなされなければ、個々の能力アップは図れません。特に、問題発見力、洞察力、計画組織力については、普段どのように行動したら仕事で成果が出せるか、トレーニング・プログラムやツールを追求しています。

3.インバスケットを採用されたきっかけはどんなことでしたか?

ファストフード市場の牛丼セグメントは、成熟期にあります。当社では、美味しさを追求し続けながら、適正利益を確保するために、一人の統括店長が複数の店舗を任される時代になっています。ところが、一人の店長が働ける時間は変わりませんので、仕事の進め方=仕事の優先順位を劇的に変えないと成果には結びつきません。
また、店長のそばに、いつも上司がいてくれるということはあり得ません。一人一人の店長が、日々、現場で、自力で問題を発見し、解決を図ることが、お客様の満足度を向上させるための最大のポイントであり、店長の腕の見せ所なのです。
こうした環境の下でインバスケットに出会い、公開セミナーを受講し、「優先順位設定力の向上」「問題解決力の向上」に大きな効果が期待できるトレーニングツールであると確信しました。

4.インバスケットを活用する理由はどんなことでしょうか?

インバスケットはケースメソッド同様、絶対的な正解がありません。但し、複数のディメンションを組み合わせ、問題解決を行えば正解に近い答えとなります。
これからは情報処理力ではなく、情報編集力が最適解に導く能力と思います。問題解決のプロセスにおいて、インバスケット思考をスキルとして身につける最強のツールと考えています。

5.その後の貴社内での変化はいかがですか?

一例として、特定部門にテストケースで半年間のトレーニング・プログラムを実施したところ、インバスケット・スコアリングi-bissの総合評価スコアが5段階評価の平均2.5から平均3.5へとアップし、弱点となっていたディメンション(能力評価項目)も改善できました。また、業務における問題解決のプロセスとして、「問題発見力」「問題分析力」「創造力」「洞察力」「意思決定力」の5つのディメンションを意識し、こうした思考を常に回していくことで、問題解決の精度が上がりました。

6.今後、どのような展望を考えておられますか?

やはり現場は店長が第一人者です。上司より問題を指摘されてから対応しているようでは、お客様の気持ちになって考えると、遅きに失することになりかねません。2ヶ月に1回は店長を集めて、インバスケット・トレーニングに取り組ませたいと考えています。

株式会社吉野家ホールディングス

【会社名】
株式会社吉野家ホールディングス
【社員数】
4,168名
【業種】
小売業
【企業紹介】
吉野家ホールディングスは、国内では、牛丼の「吉野家」、セルフ式うどんチェーンの創始である「はなまるうどん」、ステーキレストラン・しゃぶしゃぶ業態を展開する「アークミール」、老舗上方寿司・回転寿司業態の「京樽」を展開しており、海外では、「吉野家」「はなまるうどん」を積極的に展開しております。